第360回「大地の女性」
「それ、マツコ?」と、言っている人もいました。
![]() |
|
![]() |
女性…だよね? 太い眉毛と見開いた目は力強い。確かこんな髪型の男の漫才師がいたような気がするなぁ(笑) |
![]() |
|
![]() |
それでもピンクの唇や手の仕草に女性を感じる。 |
![]() |
|
![]() |
下からまっすぐ伸びてきた手の構図というのも珍しいねぇ。土でできた手のようだ。そんな風に見ると、この女性像が土器のように思えてくる。丁寧なぐるぐる線で描かれた肌が、粘土の肌のように素朴で優しく見える。 |
![]() |
|
![]() |
あと、これってモナリザのポーズだよね。 |
![]() |
|
![]() |
うん、いいよ! 本物のモナリザよりも、女性としての強さ、おおらかさ、豊かさがある! |
![]() |
|
![]() |
なるほどね(笑) |
![]() |
|

よこはちは、名もない女性編集者。障がいを越えて表現を楽しむアートスペース「フェースofワンダー」の仲間たちの作品に惹かれ、主宰者のまねきねこさんに「くすくすミュージアム」で絵を紹介しないかと持ちかけました。
まねきねこさんは、「フェースofワンダー」で個性に合わせた素材、道具、画法開発を大切に考えた活動を展開するかたわら、「指導者養成講座」にも取り組んでいる人物です。
主著に『アートびっくり箱』(学研)、『続アートびっくり箱』(学研)、『ねっこのルーティ』(パロル舎)、『ねっこのルーティ(電子書籍版)』(BowBooks)など。

