第326回「ジャンプするカエル」
修正ペンのラインが美しい!
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うん、達者なデッサン! 体にまといつくような、修正ペンの白いラインが美しい! 1枚ずつ見ると何でもないカエルの絵なんだけれど、4枚並べるとジャンプのスローモーションのように見える。 | |
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うん、写真。彼に写真を見せたのは、お母さん。携帯の中のカエルの写真から、1枚、1枚選んで描いていった。描いたものを並べてみたら、全く偶然にジャンプの連続写真になった。 | |
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顔の表情もいいよ。左上の飛び上がった瞬間は、ジャンプを楽しんでいて、不敵な笑みを浮かべている。右上は、ちょっと無我の境地。頂点から下降に向かう左下は顔も少しこわばっているみたい。着地の右下の顔は、余裕がある。 | |
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よこはちは、名もない女性編集者。障がいを越えて表現を楽しむアートスペース「フェースofワンダー」の仲間たちの作品に惹かれ、主宰者のまねきねこさんに「くすくすミュージアム」で絵を紹介しないかと持ちかけました。
まねきねこさんは、「フェースofワンダー」で個性に合わせた素材、道具、画法開発を大切に考えた活動を展開するかたわら、「指導者養成講座」にも取り組んでいる人物です。
主著に『アートびっくり箱』(学研)、『続アートびっくり箱』(学研)、『ねっこのルーティ』(パロル舎)、『ねっこのルーティ(電子書籍版)』(BowBooks)など。